イシダテックの沿革ページです。1948年創業以降の歴史と実績を、当時の装置の掲載とともにご紹介しています。
1940s pick up
1948
3月1日 石田鉄工所 スタート
昭和23年3月1日・・・その日から、1台の旋盤がまわり始めました。新しい世界に向かって走りはじめました。
1950s pick up
1950
第1号「みかんシロップ注入機」
実だけ入った缶の中に、甘いシロップ液を一定量、正確に入れる機械です。納入とともに、機械の優秀性がすぐに業界に広がり、全国の缶づめ業者から注文を受けました。
1952-1953
みかん缶詰めのコンベアライン化始める
部品をうまく使いこなし、独力独創で作り上げました。従来の機械では、1つの工程が終わると、次のテーブルに移すという重労働がありました。ライン化したことにより、作業のスピード化、合理化の向上がみられました。
1955
プレデングマシンの開発開始
人手に変わる機械、いわばロボットの開発をスタートさせました。第1号機は、冷凍魚肉スティックの衣付けです。難題が多かったが、社員の英知と技術を終結し、開発完成となりました。
1957
小川へ工場の移転
1958
創業10周年
1958年(昭和33年)3月1日に、創業10周年を向かえました。
10年目の傑作 ハム・ソーセージの洗浄機
当時、人が歯ブラシで1本1本洗っていたのを、機械化しました。この開発により、ハム・ソーセージの清潔度が向上し、腐敗を防ぐ事ができる事が出来ました。
1959
焼津へ移転
つい一昨年、発展性を見込んで小川へ移転したものの、市の財政事情で道路拡張が中止になったため、再び新しい土地を求め焼津に移転しました。これで大型機械を完成させ、搬出が可能となりました。
1960s pick up
1960
石油コンロ自動消化装置開発
あるエピソードがきっかけで、「石油コンロに自動的に消火する装置があれば便利だな」という発想から生まれたのが、「石油コンロ自動消火装置」。この発明は、当時大変な話題になり、テレビ出演なども行いました。
1961
1962
1963-1964
この年、新機械が一挙に花開く年となる。開発が待ち望まれていた「みかん自動皮はぎ機」等、大きな反響を呼んだ。
1965
アーケードから空が見える「開閉アーケード天蓋」
年中閉めっぱなしのアーケード街。焼津市昭和通り名店街から、天気の良い時は天窓が開くアーケードを依頼されました。試行錯誤を重ね、全長430メートルの開閉できる天窓「開閉アーケード天蓋」が完成し、全国でもめずらしい昭和通り名店街に、生まれ変わりました。
1966
株式会社石田鉄工所の誕生
株式会社石田鉄工所の誕生
今まで個人企業の形態だった石田鉄工所は、昭和41年7月26日資本金300万円の株式会社に組織変更、代表取締役石田稔、専務取締役に石田幸男は就任しました。
1967
味つけタコ連続製造機
石田の機械は、素材自体を生かした機械が多く、中でも味つけタコ連続製造機は、ウマミを逃さず味付けするために、生のまま互いにもみ合わす方法で、ひと味違う味つけタコ連続製造機を作りました。
1968
創業20周年
1968年(昭和43年)3月1日に、創業20周年を向かえました。
1969
1970s pick up
1970
1971
1972-1973
交通の便のよさ、木と緑の公園工場建設を目指して坂本に移転しました。
1974
自動走行棚オートトラック
倉庫面積を最大に利用するためには、どんな方法があるか・・・従来の発想を180度転換させて開発したのがオートトラックです。倉庫棚事態に車輪をつけ、レールを走らせる事で床面積に通路面積を残すだけ棚を設置できますから、面積効率は2倍以上になります。
1977
大型殺菌機組み立て始まる
ビンから缶へ・・・ジュース缶の高速大量殺菌装置の御要望にお答えして石田鉄工所が、得意の技術を生かして開発した「大型殺菌機」。設計から組み立てまで、完全自社製造、信頼の技術で製造さしました。「大型殺菌機」は、1分間1,300缶のこう能力、高性能、さらにコンパクトな最新型殺菌機です。殺菌機なら、30年の経験とデータとお客様のノウハウを生かして製造する石田鉄工所!という評価をこの大型殺菌機は高めています。
1978
創業30周年
1978年(昭和53年)3月1日に、創業30周年を向かえました。
温ビン機(ウォーマー)
生ビールは、余分な泡が立たないよう0℃近くの低温で充填されます。しかしそのままにしておくとビンの表面が結露し、あのキレもコクもドライ間も損なわれてしまう。すばやく常温に戻さなくてはなりません。そこで登場したのが「温ビン機(ウォーマー)」です。仕掛けは、瓶詰めされてライン上に流れてきた生ビールの上から、いっせいに暖かい雨。内部はまさに温帯モンスーン。これでビールのうまみもよみがえります。
1979
スイとる(水圧式魚肉採肉機)
チクワやカマボコの原料である魚肉のすり身。この魚肉を骨と皮から取り除くのが、なかなか一苦労。当時は、原魚を機械でプレスして肉を押し出すという方法が主流でしたが、魚肉がいっぱい残ってしまいました。そこで、登場したのが「水圧式の魚肉採肉機」。魚に高圧の水を吹き付ける事によって’’ネコがしゃぶったように’’きれいにムダなく魚肉を吸い取る仕組みです。後に残るのは、肉と皮だけ、と言うわけです。
1980s pick up
1982
一機でイッキ
ビールやジュースも差別化の時代。製品自体もさることながら、それらを入れる外箱だって清潔にしなくてはなりません。大きくて大量のケースをひとつひとつ洗う作業は重労働です。そこで登場したのが、ケースウォッシャー。最先端のエレクトロニクスで決め細やかに丁寧にイッキにこなします。さらに改良を重ね、今ではウォッシャー自身が自分を清掃し清潔に保つ機能も追加されました。
1984
雑草抜取機「根こそぎE」
ゴルフ場など、雑草を人手で抜き取るのは重労働です。しかし、除草剤を使用すると環境汚染になってしまいます。そこで、当社スタッフと静岡県中部技術交流プラザメンバーの2社と来る日も来る日もゴルフ場に通い、雑草を調べました。そこで、芝生は雑草よりも3倍強いことがわかり、芝生をいためず、雑草だけ抜きとる「雑草抜取機」が出来ました。
1985
ベルト缶ベア
缶詰やビン詰機械のスペックはどんどんスピード化するばかりでした。これらの機械の実力を最大限に生かすには、やはり人手が必要でした。ラインを丸ごと無人化するのは難しいワザ。しかし、長年培った知識、技術を応用し、缶詰製造ラインを発明しました。ライン化のには無理・ムラ・無駄のない流れを生み出す事が必要です。それぞれのパーツに工夫とアイデアをこらし、オーダーメイドの丁寧な仕事でお客様に喜んでいただきました。
1986
練肉充填包装機「パック漁業」
水揚げしたばかりの魚を、その場ですり身に。小分けして計量しながら次から次へと袋詰めに。船内専用の練肉充填包装機は狭い船の中に納めること、シケで揺れても、びくともしないタフネスぶりが自慢です。
1987
組立溶接ライン「メカパズル」
冷蔵庫やクーラー、扇風機に洗濯機・・・どんな物でも対応出来る「組立溶接ライン」。腕利きの電子制御の号令でロボット、エアー、油圧を動かし、ジグゾーパズルをはめ込むように、最後の仕上げをします。
1988
創業40周年
1988年(昭和63年)3月1日に、創業40周年を向かえました。
1990s pick up
1990
自動紐切機
テープの位置をセンサーでキャッチし、P函の高低位置に柔軟に対応します。ビール、各種調味料、飲料水用などのビン収容パレットの上段を縛っている固定バンドを「自動検索」「カット」「回収」します。
1991
IKA10イカテン
ランダムステラ
ステラシリーズの一つ、ランダムステラは、缶、ビン、カップ、パウチ、小袋物等あらゆるワーク形状に対応します。また、色々なサイズのカップを同時に処理することが可能になりました。
1994
鰹節連続製造プラント
地場産業の伝統技術である鰹節精算のプロセスを分析し、原料処理から燻煙までの工程を自動化しました。
1995
生野菜洗浄システム
1996
うずら卵計数機
1998
創業50周年
1998年(平成10年)3月1日に、創業50周年を向かえました。
1990-
シボリダース
缶・袋物兼用殺菌、冷却機
ポーション殺菌・冷却機
ワンタン油切り機
イカ開先機
ヘッドカッター
蒸し機
目視検査機
低温殺菌機
除水機
樽孔蝕漏れ検査機
入出庫装置
盛り付け機
酒米用自動洗米システム「K.I.D.S」
麹ロボット
パレット洗浄機
Coming soon