都内農業ベンチャー・株式会社NEXTAGE様の静岡R&Dセンター設置について

弊社本社敷地(静岡県焼津市坂本355)内の40ftコンテナを改修、株式会社NEXTAGE様の研究施設(静岡R&Dセンター)として稼働を開始いたしました。
自動化における課題として病気(うどん粉病)が問題視される“わさび栽培”に、弊社が国内独占販売権を有する米国製の空間殺菌装置「EMT」を提供し協力を行っています。

今後は実用化を念頭に、

・わさびの植物工場栽培DX実現に向けたデータ収集
・起潮力同調栽培技術の高度化に向けた試験栽培(※トヨタ紡織株式会社様との共同研究)
・事業性向上を目的とした栽培設備の最適化に向けた検証

を進め、「新しい農業の発信基地」の実現へ取り組みを継続してまいります。

・静岡新聞掲載ニュース 2023/03/04 (Web版)
最先端技術でワサビ栽培 AI活用 都内の農業ベンチャー、焼津に研究施設|あなたの静岡新聞

・関連プレスリリース
【株式会社NEXTAGE】株式会社イシダテックおよび個人投資家を割当先とする第三者割当増資を実施
【開催報告】わさびの自動栽培の実現に向けた研究開発拠点「静岡R&Dセンター」開所式を実施し、多くの関係者の皆様にご参加いただきました。


焼津漁業協同組合様とのAIを用いた魚類選別システム導入検証

水揚げされた魚の選別レーンに2台のカメラを設置、AIが撮影した画像データを元に魚種・重量を判断、仕分けを行うシステム(計画案)の導入に向けた取り組みを実施しています。

本システムの実現により、水揚げに携わる作業員の負担減少や、データに基づき従来よりも正確な魚種選別に寄与するとともに、「人の目」頼みにならない選別作業の実現をソフト/ハードの両面からサポートします。
事業活動を通じて蓄積した省力化機械の設計・製作ノウハウと、独自開発のAIや高度なソフトウェア制御を通じて、国内随一の水揚げ港である「焼津港」の存在感向上に寄与することを目指し取り組んで参ります。

・静岡新聞掲載ニュース 2023/03/29 (Web版)
魚種や重量、AIが選別 焼津漁協が導入検討 カツオ盗再発防止に期待も|あなたの静岡新聞