装置の開発・発注の背景

概要

缶詰用みかんの加工工程において、みかんのほろ割処理を効率化するために導入されたほろ割機です。
みかんをカップで保持しながら処理する構造とし、カップ内部に輪ゴムを使用することで、みかんへの衝撃を抑え、ブロークンの発生を低減することを目指しました。
また、処理に使用する水を循環させることで、水を効率的に活用しながら連続した処理を行える構造としています。
さらに、お客様の生産条件やご要望に合わせて装置を設計し、従来設備からの処理能力向上にも対応しました。

特徴

◼︎輪ゴムを使用したカップ構造
カップ内部に輪ゴムを配置し、みかんを保持しながら処理することで、ワークへの衝撃を抑え、ブロークンの発生低減につなげています。

◼︎水を循環させる構造
装置内で使用する水を循環させることで、水を効率的に利用しながら連続処理を行えるようにしています。

◼︎インバーターによる速度調整
カップの揺動機構やネットコンベア、選別機などにインバーターを採用。各機構の速度を調整することで、みかんの状態や生産条件に合わせた運転が可能です。

◼︎お客様のご要望に合わせた処理能力の向上
既設設備や生産ラインの条件を考慮し、お客様のご要望に合わせて装置を設計。処理能力の向上を図り、生産性の向上に対応しました。

装置能力

  1. 2L・3Lサイズのみかんに対応
  2. カップ数:68個
  3. カップサイズ:φ114
  4. 水循環方式を採用
  5. インバーターによる各部の速度調整が可能
  6. 既設設備を活用したライン構築に対応

※みかんの個体差や状態により、処理能力は変動します。

アピールポイント

◼︎ブロークンの低減
カップ内部に輪ゴムを使用することで、みかんを保持しながら処理。ワークへの衝撃を抑え、ブロークンの発生低減に貢献します。

◼︎水の効率的な利用
水を循環させる構造を採用することで、効率的な水利用を実現。連続した生産工程にも対応します。

◼︎処理能力の向上
お客様の生産量や既設設備の条件を考慮し、処理能力の向上を図った装置を設計。生産ライン全体の効率化に貢献します。

◼︎お客様仕様への柔軟対応
ワークのサイズや状態、既設設備、生産条件などを考慮し、お客様のご要望に合わせたオーダーメイド設計に対応します。

お客様の声

「みかんのブロークンを抑えながら処理能力を高めたいという要望に対して、カップ内部の輪ゴムを使用した構造や水の循環方式を採用していただきました。
また、既設設備を活用しながら生産条件に合わせた仕様としていただき、処理能力の向上にもつながりました。現場の要望に合わせて装置を検討してもらえたことも大変助かりました。」