沿革

イシダテックの沿革ページです。1948年創業以降の歴史と実績を、当時の装置の掲載とともにご紹介しています。

  • 1940s〜
  • 1950s〜
  • 1960s〜
  • 1970s〜
  • 1980s〜
  • 1990s〜
  • 2020s〜

1940s pick up

  • 昭和23年 先代 石田 稔 の個人創業開始。
  • 石油ストーブの自動消化装置はじめ、創意工夫した機械や機構を開発。
  • 特許取得により、開発型個人メーカーとして地元に密着。

1948

3月1日 石田鉄工所 スタート

昭和23年3月1日・・・その日から、1台の旋盤がまわり始めました。新しい世界に向かって走りはじめました。

1950s pick up

  • 静岡県焼津独自の食材(まぐろ、鰹、蜜柑等)を中心に、食品加工分野の機械開発に取り組む。
  • 1958年(昭和33年)創業10周年

1950

第1号「みかんシロップ注入機」

実だけ入った缶の中に、甘いシロップ液を一定量、正確に入れる機械です。納入とともに、機械の優秀性がすぐに業界に広がり、全国の缶づめ業者から注文を受けました。

  • マグロフレーカー(マグロを薄切りにする機械)
  • 噴射式ワッシャー(缶づめの外側を洗う機械)

1952-1953

みかん缶詰めのコンベアライン化始める

部品をうまく使いこなし、独力独創で作り上げました。従来の機械では、1つの工程が終わると、次のテーブルに移すという重労働がありました。ライン化したことにより、作業のスピード化、合理化の向上がみられました。

1955

プレデングマシンの開発開始

人手に変わる機械、いわばロボットの開発をスタートさせました。第1号機は、冷凍魚肉スティックの衣付けです。難題が多かったが、社員の英知と技術を終結し、開発完成となりました。

初めてのプレデングマシン

1957

小川へ工場の移転

1958

創業10周年

1958年(昭和33年)3月1日に、創業10周年を向かえました。

10年目の傑作 ハム・ソーセージの洗浄機

当時、人が歯ブラシで1本1本洗っていたのを、機械化しました。この開発により、ハム・ソーセージの清潔度が向上し、腐敗を防ぐ事ができる事が出来ました。

1959

焼津へ移転

つい一昨年、発展性を見込んで小川へ移転したものの、市の財政事情で道路拡張が中止になったため、再び新しい土地を求め焼津に移転しました。これで大型機械を完成させ、搬出が可能となりました。

1960s pick up

  • 静岡県焼津独自の食材(まぐろ、鰹、蜜柑等)を中心に、食品加工分野の機械開発に取り組む。
  • 焼津に山之内製薬株式会社が進出、ステンレス材を使用した製薬関連機械を共同開発、製剤・製薬関連機械分野に進出。
  • 株式会社 石田鉄工所に改組、会社組織として営業開始。
  • 1968年(昭和43年)創業20周年

1960

石油コンロ自動消化装置開発

あるエピソードがきっかけで、「石油コンロに自動的に消火する装置があれば便利だな」という発想から生まれたのが、「石油コンロ自動消火装置」。この発明は、当時大変な話題になり、テレビ出演なども行いました。

1961

  • テークアップ式ベアリングユニット
  • 缶詰みかん蒸機
  • 大型パン容器洗浄装置
  • 石油コンロ組立コンベア
  • スライスハム殺菌装置

1962

  • 精米供給装置給食センター炊飯ライン
  • みかん自動皮はぎ機
  • 串刺機
  • スパゲティー袋詰機
  • バナナスライサー
  • はまち餌料魚類カッター
  • 堅型フレーカー

1963-1964

この年、新機械が一挙に花開く年となる。開発が待ち望まれていた「みかん自動皮はぎ機」等、大きな反響を呼んだ。

みかん皮剥き機公開運転
缶詰用殺菌機、給食センター設備
  • 自動揚物機
  • 自動魚焼機
  • 桃二ッ割機
  • 連続式焼物機
  • 連続式焼物機
  • 自動洗米充填注水機
  • マナイタ自動洗浄機
  • そら豆脱莢機
  • ベビーホーム
  • ハンバーグ成型機
  • みかんほろ割装置
  • 苺スライサー
  • 玉ねぎスライサー
  • たけのこ皮はぎ機
  • 連続ロースター
  • 果実の低温殺菌方法

1965

アーケードから空が見える「開閉アーケード天蓋」

年中閉めっぱなしのアーケード街。焼津市昭和通り名店街から、天気の良い時は天窓が開くアーケードを依頼されました。試行錯誤を重ね、全長430メートルの開閉できる天窓「開閉アーケード天蓋」が完成し、全国でもめずらしい昭和通り名店街に、生まれ変わりました。

  • ダイヤアイス選別機
  • 苺へた取機
  • 桜桃枝取機
  • ソーセージ整列機
  • カーブコンベア
  • 杏カッター
  • ワイヤー糸捲機

1966

株式会社石田鉄工所の誕生

株式会社石田鉄工所の誕生

今まで個人企業の形態だった石田鉄工所は、昭和41年7月26日資本金300万円の株式会社に組織変更、代表取締役石田稔、専務取締役に石田幸男は就任しました。

  • 魚船用釣装置
  • アスパラガス自動選別機
  • ロータリースクリーン、はもカッター

1967

味つけタコ連続製造機

石田の機械は、素材自体を生かした機械が多く、中でも味つけタコ連続製造機は、ウマミを逃さず味付けするために、生のまま互いにもみ合わす方法で、ひと味違う味つけタコ連続製造機を作りました。

  • ワイヤー被覆線の自動捲着装置
  • 多列式ハンバーグ整列機
  • 味つけタコ連続製造機
  • 卵連続ボイル焼機

1968

創業20周年

1968年(昭和43年)3月1日に、創業20周年を向かえました。

  • 缶類の自動整列装置
  • 自在チェーンコンベア
  • 円筒型容器の自動整列装置
  • チェーンコンベア
  • 缶類等の自動箱詰装置
  • イモ、玉ねぎ自動皮むき装置
  • かきボイル機
  • 小箱折曲糊付装置
  • かき氷充填機

1969

  • サンドイッチ製造ライン
  • 米定量充填機
  • カプセル定数充填機
  • 連続イモ洗浄皮はぎ機

1970s pick up

  • トマトジュース、コーラ(炭酸飲料)の大型製造ラインに、大型の連続式パストライザーを開発、製缶会社とのOEM生産開始。
  • フロイント産業株式会社との製薬関連機械のOEM生産開始。
  • 現在の焼津市坂本に本社・工場を全面移転。
  • 自動倉庫システム'オートラック'1号機 鰹節組合に納入。
  • 1978年(昭和53年)創業30周年

1970

  • みかんの皮はぎ機用コンベアー
  • 炊飯の撹拌装置
  • 自動倉庫出荷ライン
  • 自動倉庫出荷ライン
  • パレット搬送装置
  • レモン絞機

1971

  • 鰹ヘッドカッター
  • 鰹節暮雨煤乾装置
  • 鰹の自動頭取機魚体把持装置
  • 鰹の自動頭取機

1972-1973

交通の便のよさ、木と緑の公園工場建設を目指して坂本に移転しました。

  • コンベア式食品連続処理装置
  • 汚水等の連続濾過方法
  • 衣服プレス付トランク
  • 餃子、シュウマイ連続蒸煮機
  • アンプル滅菌乾燥機
  • ゴム栓乾燥機
  • 圧力液体による魚肉身の製造方法
  • 残飯等の自動離脱装置
  • 滅菌食器乾燥機、保管庫
  • 錠剤糖衣装置

1974

自動走行棚オートトラック

倉庫面積を最大に利用するためには、どんな方法があるか・・・従来の発想を180度転換させて開発したのがオートトラックです。倉庫棚事態に車輪をつけ、レールを走らせる事で床面積に通路面積を残すだけ棚を設置できますから、面積効率は2倍以上になります。

  • 排水中の固形物除去装置
  • コンベア用のパン粉層形成装置
  • 魚肉当の乾式煮熱方法

1977

大型殺菌機組み立て始まる

ビンから缶へ・・・ジュース缶の高速大量殺菌装置の御要望にお答えして石田鉄工所が、得意の技術を生かして開発した「大型殺菌機」。設計から組み立てまで、完全自社製造、信頼の技術で製造さしました。「大型殺菌機」は、1分間1,300缶のこう能力、高性能、さらにコンパクトな最新型殺菌機です。殺菌機なら、30年の経験とデータとお客様のノウハウを生かして製造する石田鉄工所!という評価をこの大型殺菌機は高めています。

1978

創業30周年

1978年(昭和53年)3月1日に、創業30周年を向かえました。

温ビン機(ウォーマー)

生ビールは、余分な泡が立たないよう0℃近くの低温で充填されます。しかしそのままにしておくとビンの表面が結露し、あのキレもコクもドライ間も損なわれてしまう。すばやく常温に戻さなくてはなりません。そこで登場したのが「温ビン機(ウォーマー)」です。仕掛けは、瓶詰めされてライン上に流れてきた生ビールの上から、いっせいに暖かい雨。内部はまさに温帯モンスーン。これでビールのうまみもよみがえります。

1979

スイとる(水圧式魚肉採肉機)

チクワやカマボコの原料である魚肉のすり身。この魚肉を骨と皮から取り除くのが、なかなか一苦労。当時は、原魚を機械でプレスして肉を押し出すという方法が主流でしたが、魚肉がいっぱい残ってしまいました。そこで、登場したのが「水圧式の魚肉採肉機」。魚に高圧の水を吹き付ける事によって’’ネコがしゃぶったように’’きれいにムダなく魚肉を吸い取る仕組みです。後に残るのは、肉と皮だけ、と言うわけです。

1980s pick up

  • 研究開発型企業として、施設整備を最重要の課題とし、いち早くCADシステムも導入。
  • 1988年(昭和63年)創業40周年
  • 1989年(昭和64年)、資材管理及び製造部門を分離し株式会社イシダテックを創立。

1982

一機でイッキ

ビールやジュースも差別化の時代。製品自体もさることながら、それらを入れる外箱だって清潔にしなくてはなりません。大きくて大量のケースをひとつひとつ洗う作業は重労働です。そこで登場したのが、ケースウォッシャー。最先端のエレクトロニクスで決め細やかに丁寧にイッキにこなします。さらに改良を重ね、今ではウォッシャー自身が自分を清掃し清潔に保つ機能も追加されました。

1984

雑草抜取機「根こそぎE」

ゴルフ場など、雑草を人手で抜き取るのは重労働です。しかし、除草剤を使用すると環境汚染になってしまいます。そこで、当社スタッフと静岡県中部技術交流プラザメンバーの2社と来る日も来る日もゴルフ場に通い、雑草を調べました。そこで、芝生は雑草よりも3倍強いことがわかり、芝生をいためず、雑草だけ抜きとる「雑草抜取機」が出来ました。

1985

ベルト缶ベア

缶詰やビン詰機械のスペックはどんどんスピード化するばかりでした。これらの機械の実力を最大限に生かすには、やはり人手が必要でした。ラインを丸ごと無人化するのは難しいワザ。しかし、長年培った知識、技術を応用し、缶詰製造ラインを発明しました。ライン化のには無理・ムラ・無駄のない流れを生み出す事が必要です。それぞれのパーツに工夫とアイデアをこらし、オーダーメイドの丁寧な仕事でお客様に喜んでいただきました。

1986

練肉充填包装機「パック漁業」

水揚げしたばかりの魚を、その場ですり身に。小分けして計量しながら次から次へと袋詰めに。船内専用の練肉充填包装機は狭い船の中に納めること、シケで揺れても、びくともしないタフネスぶりが自慢です。

1987

組立溶接ライン「メカパズル」

冷蔵庫やクーラー、扇風機に洗濯機・・・どんな物でも対応出来る「組立溶接ライン」。腕利きの電子制御の号令でロボット、エアー、油圧を動かし、ジグゾーパズルをはめ込むように、最後の仕上げをします。

1988

創業40周年

1988年(昭和63年)3月1日に、創業40周年を向かえました。

1990s pick up

  • 1990年(平成2年)には、「機械化不可能」とされていたイカのツボ抜き装置 “IKA10” を開発。
  • 1998年(平成10年)創業50周年
  • 2008年(平成20年)創業60周年
  • 2018年(平成30年)創業70周年

1990

自動紐切機

テープの位置をセンサーでキャッチし、P函の高低位置に柔軟に対応します。ビール、各種調味料、飲料水用などのビン収容パレットの上段を縛っている固定バンドを「自動検索」「カット」「回収」します。

1991

IKA10イカテン

いかのツボ抜きだけは、機械化できないと言われてきました。その作業を、可能にしたのが、IKA10です。人手の10倍の早さで、しかも内蔵を破らずに胴、足、内臓の3つに解体出来ます。

ランダムステラ

ステラシリーズの一つ、ランダムステラは、缶、ビン、カップ、パウチ、小袋物等あらゆるワーク形状に対応します。また、色々なサイズのカップを同時に処理することが可能になりました。

1994

鰹節連続製造プラント

地場産業の伝統技術である鰹節精算のプロセスを分析し、原料処理から燻煙までの工程を自動化しました。

1995

生野菜洗浄システム

1996

うずら卵計数機

うずらを計数して、袋充填機ホッパーに投入する、半自動の供給機です。

1998

創業50周年

1998年(平成10年)3月1日に、創業50周年を向かえました。

1990-

シボリダース

名前の如く、小袋から液を取り出すときに使用します。

缶・袋物兼用殺菌、冷却機

缶、袋製品の殺菌、冷却を一台の機械で処理できます。

ポーション殺菌・冷却機

小型樹脂容器の、殺菌、冷却を行う。

ワンタン油切り機

揚げたワンタンに熱風を掛けながら、油きりを行う。

イカ開先機

生、解凍イカの開き機

ヘッドカッター

鰹の頭切り機

蒸し機

ネット搬送の蒸機です。

目視検査機

製品の外観、内容物を目視にて検査する為の機械です。

低温殺菌機

食缶用低温殺菌機です。

除水機

袋製品等の表面を水きりします。

樽孔蝕漏れ検査機

ビール樽のピンホール有無を検査します。

入出庫装置

バイヤル壜を真空凍結乾燥庫へ出し入れする装置です。

盛り付け機

容器に食品を盛り付けます。

酒米用自動洗米システム「K.I.D.S」

酒米用の洗浄装置です。

麹ロボット

麹の温度管理、返し等をセイロ毎に行います。

パレット洗浄機

脂パレットを段バラシ、洗浄、乾燥、段積みを行います。

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